同窓会活動のご案内

城北ブロック支部会ご案内

開催日時 2017年6月24日
会場 東京池袋メトロポリタンホテル
報告者 寺本研一(医28・昭55卒)

 6月24日、東京池袋メトロポリタンホテルで再生第2回の東京医科歯科大学医科同窓会城北ブロック会が盛大に開かれました。佐藤達夫同窓会理事長の同窓会活性化戦略の一環として昨年より豊島、北、板橋、練馬の支部会合同の同窓会が再開されました。思い出せば20~30年前、山崎同窓会長のころの同窓会誌に楽しそうな城北ブロックの宴会の写真が載っていたのを思い出します。もともと各支部では定期的な集まりがありますが、大学のある東京での同窓会活動を一層強力に推し進めるために城北ブロック会が開かれたわけです。仙石耕一(医6)、松本和彦(医12)、山口 武兼(医23)、繁田龍雄(医25)、野村 周三(医27)、安藤 昌之(S56)、辻井俊彦(医30)、藤木和彦(医31)、壇直彰(医36)、畑 明宏(医36)各氏が昨年に引き続き世話人として今年度は寺本研一(医28)が代表世話人として準備を行いました。
 準備は今年の1月から開始しましたが、今回はホテルでの開催を企画したのでどうしても支出が大きくなります。最大の難関は予算でした。しかしながら、ホテルもこちらの予想以上の値引きをしてくれて、同窓会員に過大な負担をかけず、開催が可能であることが判明しました。
 6月24日当日は、55名の大勢の同窓生が集まりました。代表世話人の挨拶の後、佐藤達夫同窓会理事長が次期も引き続き同窓会のかじ取りをして同窓会を盛り立てたいとお話をいただきました。会の前半は講演会です。まず大塚病院の産婦人科桃原祥人先生の「当院の総合周産期母子医療センターについて」、豊島病院の佐伯仁先生による「豊島病院における末梢閉塞性動脈疾患と虚血性心疾患の合併例」の講演が行われました。両病院の臨床レベルの高さが感じられました。その後筆者の大学の時のクラブの先輩でもある東京医科歯科大学循環器科平尾見三教授による「心房細動の新しい治療戦略:非専門医が知っておくべきこと」の講演がありました。門外漢の筆者も不整脈治療がここまで来ているのかとよくわかりました。また、平尾教授の長年の研究の足跡がよくわかりました。会の後半の懇親会は廣川勝昱副理事長の挨拶と山口 武兼豊島病院院長の乾杯で始まりました。
 その後歓談しながら参加者全員の挨拶または紹介が行われ、その後時期代表世話人の野村 周三先生の締めの言葉で盛会な今年度のブロック会が閉会しました。今後もブロック会を通して旧交を温めると同時に、一般診療所、地域中核病院、大学の密接な関係つくりができればと思います。

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開催日時 2016年6月18日(土)
会場 お茶の水医学会館 9・8F
報告者 辻井俊彦(医30・昭57卒)

 板橋区、北区、豊島区、練馬区の4区支部会が集まって今年度発足した「東京医科歯科大学医科同窓会城北ブロック同窓会」ですが、その記念すべき第1回同窓会がさる平成28年6月18日、お茶の水医学会館で開催されました。当日は梅雨の合間の好天にも恵まれ、42名の会員が集まり、互いに久闊を叙しました。
9階講堂で行われた第一部では、廣川勝昱医科同窓会副会長、山口武兼城北ブロック世話人のご挨拶につづき、東京医科歯科大学大学院、食道・一般外科学分野の河野辰幸教授に「真の低侵襲食道癌治療とは」という演題でご講演を頂きました。「外傷の手術と異なり、がんの手術は確率に基づく手術であり、基本的に過大侵襲である。」というところから始まるご講演は、がんの手術の中でもとくに侵襲が大きいとされる食道癌手術の低侵襲化に一貫して取り組んでこられた河野先生の情熱と哲学がこめられた素晴らしいご講演でした。
 第二部では8階に場所を変えて懇親会がおこなわれました。乾杯の音頭をとられた仙石耕一世話人からは、城北ブロック同窓会には実は古い歴史があり、今回はいったん中断していたその再開第一回で、今後も協力して続けていきましょうというお話がありました。  欧州での会議から帰国されたその足で羽田から駆けつけてくださった佐藤達夫同窓会理事長からは、医科同窓会の最大の課題は都内の同窓生の連携強化と東京都支部会の活性化であり、城北ブロック同窓会の結成と今日の会の開催はその実現に向けた大きな前進であるとのうれしいお言葉を頂きました。その後、お酒とケータリングの料理を楽しみながら歓談となり、各支部会の世話人や代表の先生のご挨拶、豊島病院、大塚病院の会員紹介が続き、最後に来年度代表世話人である練馬区支部長の寺本研一先生から中締めの挨拶があり、第1回城北ブロック同窓会は盛会のうちにお開きとなりました。
 準備から当日の進行まで多大なご尽力をくださった山口武兼先生はじめ豊島病院・大塚病院の諸先生に、紙面を借りましてお礼申し上げます。

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