医科同窓会紹介
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理事長再任のご挨拶

令和7年5月25日(日)に開催されました定時社員総会におきまして、理事長に再任されました。選任・選定下さいました社員の皆様に、改めて感謝申し上げますと共に、会員の皆様には、引き続きよろしくお願い申し上げます。
私は、大野喜久郎先生(医19)から引き継いで、令和5年7月31日の臨時社員総会において理事長に就任し、1期目は2年にも満たないものでした。しかし、就任時すでに大学統合が公表されており、就任約1年後の令和6年10月1日には東京科学大学が誕生しました。即ち、私の1期目はすべて大学統合が活動テーマとなりました。この2年余りの間、旧東京工業大学ならびに蔵前工業会とは、様々な交流、協議、打ち合わせが行われました。私一人では、到底こなし切れる訳もなく、理事の皆様と手分けして、それぞれ事に当たって頂きました。しかし、この際、各理事が個別に判断しきれないことも多くあり、副理事長・専務理事などの理事会執行部のコンセンサスが必要な事項もそれなりに出現し、メールでの会議や、執行部会議も頻繁に開かれる事態となりました。勿論、執行部だけではなく、理事会のメンバー全員が、私を支えて下さいました。改めて深く感謝申し上げます。今回の社員総会では、郵便投票による理事候補推薦者は、私も含めて18名全員が現理事でありました。このことは、大学統合に関して行ってきたこの2年弱の私共理事会の活動を是とする社員の皆様のご評価と受け止める一方、まだまだ活動が不十分であるという叱咤激励のお言葉と解釈し、2期目の理事会活動も、「チーム林」として、社員、会員の皆様のご期待に沿うべく努力を続けて参る所存であります。
この2年間の活動の中で、私は、私共の同窓会は、勿論、親睦団体ではあるものの、職能団体としての機能を極めて色濃く持っていることを再認識いたしました。医師にとって、親睦と職能は表裏一体であり、それ故、あるいは、だからこそ、医科同窓会の存在価値があるということを再確認しました。母校の形態は変わりましたが、医師を目指す後輩たちには、是非ともこのことを理解して頂くように学生会員・若手会員に対する同窓会活動を強化し、新大学において同窓生が更に業績を挙げられ、さすが(旧)東京医科歯科大学、との評判が得られますように、出来る限りのお手伝いを続けさせて頂く所存であります。会員の皆様には、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
林 洋(医26・昭53卒)