同窓会活動のご案内

病理学教室研究会

開催日時 2022年10月8日(土)
会場 東京ガーデンパレス「天空の間」
名称 病理学教室研究会
報告者 倉田盛人(福井医大・平15卒)栢森 高(歯学部)

 2022年10月8日(土)東京ガーデンパレス「天空の間」において、東京医科歯科大学病理学教室研究会が開催されました。本学では平素より人体病理学分野・包括病理学分野・病院病理部(診断病理学分野)・歯学部口腔病理学分野・分子病理検査学分野・神経病理学分野が協力しながら診断業務・研究などの管理・運営に取り組んでおり、同窓会も共同で運営しております。2020年度には大橋健一先生が人体病理学分野の教授に就任され、2021年度末には包括病理学分野の北川昌伸教授・分子病理検査学分野の沢辺元司教授が退官され、病理学教室としても大きな変革を迎えました。しかしながら、昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止の為、2020年より同窓会が開催出来ない状態が続いておりました。そこで本年は、新型コロナウイルス対策を講じながら、以前のような懇親会は行わず、学術的な交流を主体とした病理学教室研究会の開催に至りました。
 合計76名の方にご参加頂き、同窓会長が神山隆一先生から廣川勝昱先生に引き継がれた後に、人体病理学分野教授の大橋健一先生より「アミロイドーシスにおける新知見」の講演が行われ、古くからHE標本にて観察されるアミロイド蛋白について、最新技術を利用した新知見までご紹介頂きました。また、病理同窓会員であり北里大学元学長でもある岡安勲先生より故林裕造先生、故藤原睦憲先生との共同研究について、追悼の意と共にご発表頂きました。同窓会が開催できなかったおよそ3年間に16名の方がご逝去されており、心よりご冥福をお祈り致します。
 今回の研究会では、大橋教授の提案により病理分野全体の活性化の為、若手研究者の発表機会を新たに設けました。分野の垣根を越えて、今後の研究発展に繋がる貴重な提案を頂き大変有意義なものとなりました。研究会の最後には、北川昌伸先生・沢辺元司先生からご挨拶も頂き、情報交換を目的としたフリーディスカッションでは、3年ぶりにお互いに現状の報告などを行いました。まだまだ制限を伴う”研究会”ではありましたが、人との絆を再認識できる機会となりました。
 来年度もさらなる発展へ繋げていけるように幹事一同努めて参ります。

参加者

(医科65名:順不同)明石 巧、小柳杏莉、天野与稔、佐藤之俊、飯田忠恒、芝田敏勝、石川俊平、新宅 洋、石川雄一、菅原 江美子、一迫 玲、杉田佳祐、伊藤栄作、鈴木好美、伊藤 崇、関根正喜、井上美織、関根裕司、宇津山 正典、副島 友莉恵 、江石義信、田口登和子、遠藤太嘉志、田中道雄、大西威一郎、田村一洋、大橋健一、田村友樹、竹本 暁、寺嶋一夫、岡澤 均、中村卓郎、岡安 勲、畑 千菜、桶田理喜、廣川勝昱、笠原一郎、二村 朗、加藤 秀、古川あすか、加藤祐己、裴 有安、鎌田昭次、松原 修、神山隆一、水口祐未、河内 洋、南 順子、川出玄二、武藤麻理子、北川知行、屋富祖大騎、北川昌伸、山田正仁、木脇祐子、山本くらら、桐村 進、山本浩平、國枝純子、渡邉 まゆ美、倉田盛人、和智正忠、黒山浩之、蕨 雅大、小池盛雄

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