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脳神経外科開講50周年記念式典
開催日時 | 2017年11月11日 |
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会場 | 学士会館 |
報告者 | 壽美田 一貴(医49・平13卒) |
東京医科歯科大学脳神経外科学講座は、初代稲葉穰教授が昭和42年10月1日に開講され、本年50周年を迎えることができました。これを記念して医局ならびに同門の先生方に多大なご協力をいただき、平成29年11月11日、東京医科歯科大学脳神経外科開講50周年記念講演ならびに記念式典を学士会館にて開催いたしました。
開講50周年記念講演は、テーマを「過去、現在、未来」として、前半は5名の先生方にご自身の入局から現在にいたる当教室の歴史や、現在取り組まれていることなどについてお話しいただきました。後半は特別講演として日本大学名誉教授の片山容一先生にご講演いただきました。18世紀後半から19世紀前半のドイツの詩人・劇作家であるJohann Wolfgang von Goetheの戯曲「ファウスト」のセリフから「とまれ! 美しき時よ」と題して、当教室にもこのように叫びたくなる多くの美しい、素晴らしい時があったことをお話しいただきました。その後に行われた記念式典では、現在の第4代前原健寿教授の挨拶に始まり、山形大学医学部先進医学講座特任教授の嘉山孝正先生、日本脳神経外科学会理事長の新井一先生(順天堂大学学長)にご祝辞をいただきました。同窓会理事長の佐藤達夫先生からは60年、そして70年にむけた励ましのお言葉と乾杯のご発声を賜り、その後北川昌伸医学部長、大川淳病院長からもご祝辞をいただき、盛会のうちに終わることができました。
現在、当教室の関連病院は16施設となり、全体の手術件数も4,000件に達する勢いで、臨床においても研究においても多くの先生方が活躍されています。偉大な先輩方、今ともに様々な疾患に立ち向かっている先生方、そしてこれからの脳神経外科を担う若い先生方にとって、さらなる発展の節目となる50周年であったと確信しています。当教室に対する同窓会の先生方の温かいご支援に心より感謝申し上げます。今後ともご指導よろしくお願いいたします。