同窓会活動のご案内

千葉県支部会ご案内

開催日時 2020年2月8日(土)
会場 お茶の水医学会館 9F「大会議室」
所属 千葉県支部会
報告者 和田忠志(医38・平2卒)

 2020年2月8日(土)夕刻、医科同窓会千葉県支部総会 が、お茶の水医学会館9階会議室にて行われた。 総会議事の後、午後6時から、前田浩利先生(医37・医 療法人はるたか会理事長)から「わが国の障害福祉制度と小児在宅医療」と題して特別講演を頂いた。前田浩利先生の講演では、まず、ご自分の小児科医・緩 和ケア医としての道程を辿り、子供の死という不条理との対 面、そして、患者や家族の苦悩にどう寄り添って医師が対峙するか、の問いを真摯に追求した臨床活動が語られた。次に、千葉県松戸市で、まったく新しい医療分野である「小児在宅医療」を開始し、成育医療センターと連携を深め、東京都に活動の基点を移しながら、我が国の在宅医療の課題に取り組んだ実践経過が話された。医療的ケア児の現状、障 害福祉制度の不備などに気づき、それらに対して厚生労働 省、文部科学省、政治家などと連携しながら、具体的な実地データを出しながら医療制度や法律を変革していくプロセスを語ってくれた。「医療的ケア児」という新しい患者群概念 は、我が国において、前田浩利先生によって樹立されたといえよう。前田浩利先生の視点は、どこまでも「現場の課題の 解決」に注がれている。この講演を通じて聴講者は、前田浩利先生の医師としての真摯な生き方を感じたのみならず、実践を通じて、「ごくあたりまえの医療」を誠実に提供しようとすると様々な制度の壁にぶつかるが、それを現場の立場から 変えていくことの重要さを感じたに違いない。同時に、在宅 医療と連携する「我が国の小児医療の技術」が世界最高水準 であることも実感したのではないかと思う。  
 特別講演の後、懇親会を行った。懇親会には医科同窓会 副理事長の林 洋先生(医26)にご挨拶を頂き、各自が思い思いに近況報告を行い、和やかに楽しく懇親を深めた。今回 の千葉支部総会では、幹事は東葛地区の担当であったが、 高峰 敦(医39)、戸谷 剛(医45)、和田忠志(医38)の三人で実行委員会を構成して会を実施した。来年の千葉支部総会は、市川地区を主幹として行われる 予定である。

参加者

岩川善英(医19)、佐藤健次(医19)、高地恭二(医21)、真島一彦(医22)、林 正敏(医23)、稲田 誠(医24)、塩飽哲士(医25)、林 洋(医26、医科同窓会副理事長)、新谷周三(医27)、野坂俊壽(医31)、小田行一郎(医31)、深山泰永(医34)、前田浩利(医37・特別講演者)、和田忠志 (医38)、高峰 敦(医39)、松永平太(医40) 、小林和郎(医41)、戸谷 剛(医45)

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開催日時 2018年10月6日(土)
会場 お茶の水医学会館 8・9F
所属 千葉支部会
報告者 平野光彦(医19年・昭46卒)

 去る10月6日(土)午後5時よりお茶の水医学館にて、東京医科歯科大学同窓会千葉支部総会及び懇談会を開催しました。癌研有明病院、前病理部の長石川雄一先生に、肺癌についての御講演をお願い致しました。 最新の基礎的な面から、臨床面にまで及び、大変貴重なお話しを伺い、勉強になりました。  
 その後の懇親会も一人一人の近況を始め、和気藹々の楽しい会となりました。参加された先生は、以下22名の方々でした。

参加者

青井禮子(S34年卒)、佐藤達夫(S38年卒)、平野光彦(S46年卒) 岩川善英(S46年卒)、鈴木健一(S47年卒)、竹村和夫(S47年卒) 大久保俊平(S47年卒)、高知恭二(S48年卒)、真島一彦(S49年卒) 下向央(S49年卒)、竹内信一(S49年卒)、稲田 誠(S51年卒) 塩飽哲士(S52年卒)、尾野精一(S54年卒)、松永高志(S56年卒) 山田行一郎(S58年卒)、石川雄一(S60年卒)、深山泰永(S61年卒) 高山 豊(S61年卒)、山田剛久(H3年卒)、高峰 敦(H3年卒) 樋上 健(H11年卒)  

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開催日時 2017年10月14日(土)
会場 お茶の水医学会館8・9F
報告者 武村和夫(医20・昭47卒)

 平成29年10月14日(土)医科同窓会千葉県支部総会が、昨年に続いてお茶の水医学館において開催されました。東京に隣接しているとはいえ、多くの同窓生にとって、母校や同窓会館への足は遠のきがちのため、更には、同窓会館の運営に多少とも貢献するため2年続けてのお茶の水医学館での開催となりました。スタッフやケータリング会社の支援により、ホテル等で開催するのと同様に、支部総会も懇親会もスムーズにトラブルもなく進行できました。
 総会は千葉県支部長の医22回生の真島先生の挨拶から始まり、続いて事業報告・会計報告等が行なわれました。次いで、「成長期のスポーツ傷害と予防」との演題で、亀田総合病院・スポーツ医学科部長の医49回生、大内洋先生により一時間にわたり講演いただきました。久し振りに整形外科の講義に出会えたようで、多くの会員は興味深く、勉強させていただきました。多数の質問も出て大いに盛り上がった講演会となりました。
 続いて懇親会が医19回生の岩川先生による乾杯のあと始まりました。医科同窓会の理事長の佐藤達夫先生が所用のため遅刻されたため、初めに医7回生、青井禮子副理事長にご挨拶いただきました。次いで、歯科同窓会、千葉県支部副会長の榎戸先生にご挨拶をいただきました。少し遅れて佐藤先生にも挨拶をいただきましたが、皆さんともに、医科同窓会活動の現状や意義について話され、特に、以前と比べて本学の同窓会活動が活発になってきていることを喜んでおられました。
その後はおいしい食事とお酒をいただきながら出席者全員の近況報告がなされ、感心したり、笑ったりの和やかな雰囲気で会は進みました。最後に医40回生の松永先生の閉会の挨拶で会は無事終了しました。
 毎年、出席される多くの大先輩の先生方が急用のため出席できず、出席者は16人と例年に比べて少数でしたが、和やかな内にも、充実した総会・懇親会でした。

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開催日時 2016年9月24日(土)
会場 お茶の水医学会館8・9F
報告者 眞島一彦(医22・昭49卒)

 平成28年(2016)9月24日(土)午後5時30分~9時に同窓会館において第20回医科同窓会千葉支部総会が開催されました。幹事は市川地区会長の真島(医22)が担当しました。同窓会本部の苅込志乃さんにお願いして千葉県在住・在勤者508名の中から医54~64(平成18~28)、学生や不明者を除いた366名をリストアップしていただきました。その中から、他の支部に属しているため千葉県支部の活動に参加したくないと意思表示している会員、リストアップ後他地区に移動された会員を数名リストから削除し、新たに千葉県へ移動してきた会員5名をリストへ追加しました。総会への案内を往復はがきで同窓会本部の方で印刷・発送していただきました。出席の返事が22名、欠席の返事が101名でした。実に240名近くの会員から返事がありませんでした。その中には同窓会の役員の方も含まれていますから悲しいことです。青井禮子先生(医7)および宇田川秀雄先生(医22)は体調不良のため急きょ欠席となり、実際の出席者は20名でした。 
 幹事の責任として、会場の点検をするため会の開始時間より1時間早く4時半ごろ同窓会館に赴きました。まず、7階の事務所を訪れると、講演の演者の市村先生(医28)が到着していて8階中会議室で講演スライドを点検していると聞かされる。急いで8階へ行きますと、市村先生がコンピューターの設定を終わり最前席に背筋を伸ばして座っていました。同窓会誌№262に載っているTHE病院部会⑬産婦人科の文章を読んだ際の荒ぶれた感じは微塵も感じさせませんでした。隙のない戦略家の雰囲気を醸し出して居られました。
 三々五々出席者が到着しました。全員そろいませんでしたが、定刻の5時半に議事を開始すしました。役員の改選がありました。次期役員は、千葉県支部会長:真島一彦(医22)、千葉地区会長:武村和夫(医20)、船橋八千代地区会長:平野光彦(医19)、東葛地区会長:和田忠志(医38)、市川地区会長:稲田誠(医24)、会計:深山泰永(医34)が選出されました。また、新理事には塩飽哲士(医25)、大久保靖(医25)、畠井芳穂(医32)、森博史(医32)、高峰敦(医39)に加わっていただきました。若い力で同窓会を活性化していただくことを期待します。
 その他の議事を予定通り終了し、引き続き記念講演会に移りました。演題は「わが武勇伝」。演者の市村三紀男先生は元千葉友愛病院院長、現在は鎌ヶ谷バースクリニック院長。本学の産婦人科に入局し、当初はアフターファイブのマージャン三昧の楽園にどっぷり漬かります。しかし、その環境は堕落であり混沌でしかないことに気付きます。アカデミズムを渇望し、心ある先輩と協力し医局の改革を試みます。教授に心底嫌われて大学を追われます。数か所の傾きかけた病院の立て直しに成功するも、経営が軌道に乗った後は病院のオーナーと微妙な溝が出来きます。そこで、自分流を貫くために今年(平成28年)千葉県鎌ケ谷市の徳州会病院の真ん前にクリニックを開院しました。つまり、産婦人科の裏の歴史を実名入りで話していましたが、巧みな話術でえげつなさの一歩手前で止まっていました。きっかり1時間で講演を締め括りました。公演の最初のエピソードに出てきた当時の第2内科の名教授武中重五郎先生の「謎の微笑み」と、講演後の感想で高地先生(医21)の「3内もダメだったよ」の一言が印象的でした。他の出席者全員もそれぞれの医局で「同様の経験をしたよなー」と、うなずいていたように感じたのは私の錯覚だったのでしょうか・・・
 懇親会の前に集合写真を撮影しました。森博史先生(医32)は診療中のため写真撮影に間に合いませんでした。
 9階大会議室に移動し懇親会を行いました。吉野信行先生(医1)は翌日医師会のゴルフコンペに参加するため、朝が早いので懇親会は欠席しました。懇親会費は寄付していただきました。感謝。
同窓会本部からは佐藤達夫理事長、歯科千葉県支部からは渡邉敏弘会長の御臨席を頂きました。佐藤先生の当面の目標は「東京地区の同窓会活動の活性化」とのお話をされた。渡邉先生は歯科の入試の定員が50人台に減らされ、これが延いては卒業後の歯科同窓会のマンパワーの低下につながると危機感を募らせておられた。また、若い同窓会員の同窓会活動への参加が少ないことも問題視して居られた。御両人からのご挨拶を頂いた後、出席者各位の近況報告が行われた。大学教授退官後診療所を手伝っている者、個人診療所で粛々と地域医療に邁進している者、昨今の医療の進歩が目覚ましいので長生きしたいと思っている者、中堅病院の院長職にありそろそろ交信を積極的に育ててみようと思いだしている者、自分の城を持ちひと暴れしようと企んでいる者、利害を無視して老人医療に精を出している者、地域の発展を正確に分析し自分の経営する病院の発展を図る者、積極的に他流試合(研修会などに参加)をして医科歯科流の正しさを確認している者など多士済々でありました。料理はエドモンドホテルのケイタリングを利用したため、会場移動のロスがほとんどなく料理の内容も量も適正で好評でした。会場設定も全員が対面出来て、声もよく通りましたので合格点でありました。
会場設定の提案、千葉県在勤在住者のリストアップと葉書の印刷・発送、集合写真撮影の横断幕の準備など本部事務方の苅込さん、櫻澤さん、染谷さんの御協力に感謝いたします。同窓会館の使い勝手が数段向上いたしました。
来年度は、千葉地区会長 武村和夫君(医20)の幹事で開催予定である。
 

参加者

○後列左から:畠井芳穂(医32)、深山泰永(医34)、野坂俊寿(医31)、新谷周三(医27)、小田行一郎(医31)、大久保靖(医25)、高地恭二(医21)
○中列左から:稲田誠(医24)真島一彦(医22)、水谷智彦(医17)、鈴木健一(医20)、平野光彦(医19)、武村和夫(医20)、神山潤(医29)
○前列左から:松永成三郎(医12)、日向野春総(医17)、岩川善英(医19千葉県支部長)、 佐藤達夫(医11医科同窓会理事長)、市村三紀男(医28記念講演講師)、吉野信行(医1)、渡邉敏弘(学21歯科同窓会千葉県支部長)○写真に写っていない出席者:森博史(医32)

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開催日時 2015年9月19日(土)
会場 お茶の水医学会館 9F「大会議室」&東京ガーデンパレス
報告者 和田忠志(医38・平2卒)

 2015年9月19日土曜日夕刻、医科同窓会千葉県支 部総会が、お茶の水医学会館9階会議室にて行われ た。 総会議事の後、午後6時から、二木立先生(医20) による記念講演〈「骨太方針2015」と地域医療構想─ 拙近著『地域包括ケアと地域医療構想』より〉が行わ れた。座長は上林茂暢先生が担当した。二木立先生は もとリハビリテーション専門医で、その後、日本福祉 大学教授を経て、現在同学長を勤められている。座長の上林先生は、二木先生らと長年にわたって研究会を 続けられてきた方である。二木先生の講演では、これまでの医療政策及び地域包括ケアについて多岐にわた る説明がなされたが、特に重要なポイントとして、安 倍内閣の「骨太方針2015」において、社会保障の 「基本的な考え方」で、今後5年間の社会保障関係費 (一般会計の国庫負担)の抑制の数値目標が明記されたこと、そして、それは、小泉内閣時代の医療費抑制 政策よりもはるかに厳しい抑制計画であることが明快に説明された。 総会後、会場を東京ガーデンパレス(旧 湯島会館)に移し、懇親会を行った。懇 親会には佐藤達夫同窓会理事長(医11)もご臨席された。 佐藤達夫先生と歯科同窓会千葉県支部長渡邉敏弘先生にご挨拶を頂いた後、各自が思い思いに近況報告を行い、和やかに懇親を深めた。  
 来年の千葉支部総会は、市 川地区を主幹として真島一彦 先生を中心に行われる予定で ある。

参加者

後列左より: 稲田 誠(医24)上林茂暢(医15) 戸谷 剛(医45) 渡邉 敏弘(歯科同窓会千葉県支部長) 高地恭二(医21)平野光彦(医19) 小田行一郎(医31)深山康永(医34) 和田忠志(医38)、神山 潤(医29)
前列左より: 青井禮子(医7)高江四郎(医10) 二木 立(医20記念講演講師) 吉野信行(医1)岩川善英(医19千葉県支部長) 工藤驍悦(医17)
写真に写っていない出席者: 佐藤達夫先生(医11・医科同窓会理事長) 日向野 春総(医17)

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開催日時 2014年10月4日(土)
会場 お茶の水医学会館9階「大会議室」
報告者 平野光彦(医19・昭46卒)

本年7月に、開館の運びとなりましたお茶の水医学会館の9階にて、10月4日(土)夕刻より、第18回東京医科歯科大学医科同窓会千葉県支部総会が開催されました。いつもより多くの会員が出席して下さいました。 廣川先生(医12・本学名誉教授、元分子免疫病理学教授)の「高齢者の免疫機能と疾病」についての講演は、基礎的な面から感染症、癌との関連性を、また免疫学両方に及ぶお話に講演終了後も多くの先生方より質問が輩出しました。老齢の人にどうして免疫機能低下がおこるのか、そしてどのような高齢者に免疫機能が低下せず、保たれているのか、興味の尽きないお話でした。 新築の会館、9階の大会議室での総会は、今までホテルを利用しておりましたので新鮮な雰囲気の中で行われました。総会終了後、元湯島会館「東京ガーデンパレス」で懇親会となりました。佐藤理事長の多方面にわたる味のあるお話を始めとして、各会員お一人ずつのユーモアあふれるお話に爆笑の連続で、大変楽しいひとときを過ごすことができました。できれば30代、40代のOBの先生方にも何とか多く出席していただきたいものだと思いました。

参加者

後列左より:深山 泰永(医34)、鈴木 健一(医20)、武村 和夫(医20)、樋上 駿(医17)、高地 恭二(医21)、山口 晋(医12)、松永 成三郎(医12)、鈴木 正敏(医23)、新谷 周三(医27)、野坂 俊壽(医31)、真島 一彦(医22)、松永 平太(医40) 前列左より:稲田 誠(医24)、古川 義之(医12)、吉田 賢一郎(医14)、青井 禮子(医7)、高江 四郎(医10)、廣川 先生(医12・講演者)、吉野 信行(医1)、岩川 善英(医19)、水谷 智彦(医17)、日向野 春総(医17)、平野 光彦(医19)

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