同窓会活動のご案内

城東ブロック支部会ご案内

開催日時 2020年2月1日
会場 お茶の水医学会館 9F「大会議室」
所属 城東ブロック
報告者 伊藤雅史(医28・昭55卒)

 令和元年度城東ブロック会総会が令和2年2月1日、お 茶の水医学会館にて開催されました。今回は設立総会を含めて3回目の開催となり多くの参加者を期待していましたが、15名と昨年度より少ない参加者であったものの、そ の分、密度の濃い総会となったのではないかと思います。  
 総会では大野喜久郎理事長の代理として林洋副理事長よりご挨拶をいただきました。昨年より同窓会執行部の体 制が変わり、勇退された佐藤達夫名誉理事長の功績をたたえると共に、大野新理事長体制への支援と同窓会の更なる発展への協力をお願いする旨のお話でした。その後、 事業報告や事業計画案を協議いたしましたが、参加者が 減少したことを踏まえて、今後の活動を盛り上げるには更なる会員増強と出席の勧誘が必要と、出席者の皆様に協力をお願いしたところです。  
 次いで、今回の目玉と言える講演会に移りました。講師には都立墨東病院皮膚科部長、沢田泰之先生(S63卒)をお招きし、演題名は「皮膚の超音波検査」でした。比較的馴染みのある疾患でも診断が困難な症例があることには驚きましたが、その診断に超音波診断が極めて有用であるとの発表は衝撃的でした。外来の診察室に超音波検査装置を設置し初診の段階でも検査することにより、より正確で迅速な診断が可能になり、その成果を「皮膚疾患超音波ア トラス(光文堂)」として、昨年6月に世界初のテーマで上 梓されたとのことです。会員の皆様におかれましても、是非ともご購読をお願いできればと思います。  
 総会終了後は懇親会を開催、佐藤達夫名誉理事長から乾杯とご挨拶をいただきましたが、これまでの同窓会の歩みや城東ブロックへの期待を語られ、大変有難かったです。次いで、酒井均副会長の名司会により、世代や教室を問わず楽しく語り合いました。出席者全員からの近況報告もあり、さすが我が医科歯科の同窓生、話題も豊富で語り口も巧妙、皆じっと聞き入る一方で掛け合いのような合いの手が入るなど、あっという間に楽しい時間が過ぎてしまいました。最後は青井東呉副会長の締めの挨拶で終了となりましたが、来年も更に充実した総会にしなければとの思いを強く持ちました。

参加者

後列左より: 小関啓太(H元)青井東呉(S60)中川照彦(S54)酒井 均(S61) 松本誠一(S52)泉山 肇(H7)林 洋(S53)長瀬 寅(H10)伊藤 淳(S60)
前列左より: 田中健彦(S44)沢田泰之(S63)佐藤達夫(S38)伊藤雅史(S55)土屋正光(S43)中里全宏(S43)

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開催日時 2019年2月2日
会場 お茶の水医学会館9F「大会議室」
報告者 伊藤雅史(医28・昭55卒)

 昨年の設立総会にて正式に発足した「城東ブロック会」の平成30年度総会が、平成31年2月2日、お茶の水医学会館にて開催されました。参加者は22名と設立総会と同じ人数を確保できて、主催者としてはほっと胸を撫で下ろしたところです。
 総会では佐藤達夫同窓会理事長よりご挨拶がありましたが、東京においてブロック会が設立され従来の支部組織と合わせて多くの会員が、同窓会の下部組織に属する体制ができたことを評価されました。更には東京都全体を取りまとめる体制を作りたいとの構想も明らかにされました。次いで、本会の設立に中心的役割を果たしてきた青井禮子同窓会副理事長から挨拶をいただき、ブロック会設立の背景から現在までの熱い思いを語っていただきました。
 その後、事業報告や事業計画案を審議しましたが、初年度の会費納入者は約70名で、繰越赤字が何とか解消されたことを報告し、今後の活動を盛り上げるためには更なる会員増強が必要と、出席者の皆様に協力をお願いしたところです。
 次いで、今回の目玉と言える講演会に移りました。記念すべき第1回講演会の講師には同愛記念病院副院長中川照彦(医27・昭54卒)先生に登壇いただき、演題名は「肩・ひじのスポーツ傷害 ―大相撲力士とプロ野球選手を中心に―」でした。同愛記念病院は両国国技館に近く、多数の大相撲力士を診療されている事やプロ野球では日本ハムの提携病院である事より、プロを含めた多数例の臨床経験に基づいてスポーツ傷害について解説していただきました。
 スポーツ傷害は選手生命にかかわる深刻な事態であり、手術やリハビリなどを通じて見事、復活された選手の話を聞くと大変嬉しく感動的ではありますが、その陰で手を尽くしても引退に追い込まれた選手の話や真面目で頑張り過ぎたが故に選手生命を縮めた話などは、身につまされる思いでした。しかし、中川先生の選手に対する深い愛情や自分たちの医療で何とか直したいという気持ちに溢れ、明るい語り口もあって素晴らしい講演であったと、出席者一同、感銘を受けました。
 総会終了後は懇親会を開催、青井東呉副会長の乾杯で始まり、世代や教室を問わず楽しく語り合いました。出席者全員からの近況報告もあり、さすが我が医科歯科の同窓生、話題も豊富で語り口も巧妙、皆、じっと聞き入る一方で掛け合いのような合いの手が入るなど、あっという間に楽しい時間が過ぎてしまいました。酒井均副会長の締めの挨拶で終了となりましたが、来年も更に充実した総会にしなければとの思いを強く持ちました。

参加者

後列:中村桂子S60、日向野春総S44、青井東呉S60、酒井均S61、林洋S53、飯野靖彦S48、泉山肇H7、山下俊樹H元、長瀬寅H10、中村正樹S49、小関啓太H元、松本誠一S52、伊藤淳S60、竹中千昭S62
前列:田中健彦S44、杉原健一S49、伊藤雅史S55、佐藤達夫S38、中川照彦S54、青井禮子S34、中里全宏S43、

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開催日時 2018年2月24日(土)
会場 お茶の水医学会館9F「大会議室」
報告者 伊藤雅史(医28・昭55卒)

 平成30年2月24日、お茶の水医学会館大会議室において城東ブロック会設立総会が開催されました。医科同窓会のお膝元である東京において、都内区支部とは別にブロック支部を立ち上げて、区支部を含めた同窓会活動の活性化を図るという同窓会本部の方針に基づくものです。中央ブロック、城北ブロック、城南ブロックに次いでの設立で、足立区・荒川区・江戸川区・葛飾区・江東区・墨田区で在勤または在住者が対象となります。昨年7月頃より発起人会を立ち上げて準備を進め、その趣旨に賛同していただいた約70名の会員から23名の出席を得て設立総会の開催となりました。
 総会には佐藤達夫同窓会理事長、田中雄二郎副学長のご臨席を得て激励の言葉をいただいた後、会則承認・役員選任後、出席者から自己紹介がありました。そのなかで、平成2年頃に城東地区の会員が自発的に集まり、懇親会が二回開催されたという話題が出ました。本ブロック会は設立というより、再興という事も出来ますが、今回は、同窓会組織の中で位置付けられたものでもあり、継続的に活動を継続させることがブロック会役員の責務と心を新たにしました。
 懇親会でも大いに盛り上がり、和気あいあいとした雰囲気の中で様々な話題が出ました。「普段からお付き合いのあった先生が同じ地区であったのに気付きより親近感が湧いた」「このような楽しい会は絶対に続けるべし」「これを契機に区支部会も盛り上げよう」等々。
 立ち上げの準備段階では様々な不安がありましたが、多くの皆様の協力を得て設立総会を開催することができ本当に嬉しく感じております。医療界は超高齢社会を迎える中で、医療費抑制や働き方改革など数多くの課題を抱え、明るい展望が描けずむしろネガティブマインドが広まっていると思います。このような時代であるからこそ、同窓生が集い情報交換や互いにエールを送りあうことが必要で、城東ブロック会がそのような集いの場となることを祈念しております。

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