同窓会活動のご案内

例年よりは早く寒さが和らぎ始めた２月の28日、渋谷駅に直結している東急エクセルホテルにて、第8回ＭＤ懇親会（渋谷区医科・歯科合同同窓会）が行われ、約４０人近い同窓生が集まり、大いに盛り上がりました。
恒例となっている同窓生の講演会では、宮本雅章先生の（昭和48年東京医科歯科大学歯学部卒、宮本歯科医院院長）が「歯周病と歯みがき」の演題で講演をされました。歯周病と、妊娠・出産、糖尿病、循環器疾患との関わりを、レントゲン写真、口腔の写真を提示されながら、お話しされました。先生のお人柄と、長く患者さんと人間関係を築かれてきたのが伝わる内容で聞き入りました。
その後懇親会に移り、ご参加戴いた医科同窓会会長　佐藤達夫先生、歯科同窓会長の浅野正樹先生からご挨拶を戴きました。佐藤先生からは今後の同窓会組織の充実化の話し、浅野先生からは新規レセコンの開発の件等をお話されました。両先生とも、医科と歯科が連携して同窓会を開くことの価値についてお話しされ、特に、会の幹事一同、嬉しく思ったところです。
会の後半では、初めて会に参加された先生方に御挨拶を戴きました。東京共済病院の久保田俊郎は東京共済病院の概要、同窓生の活躍をお話しされました。ミッドタウンクリニック　下門顕太朗先生からは、同クリニックでの御診療・検診の話がありました。
その後、ご指名戴いた先生が近況等をお話し戴きましたが、中尾眞先生（生化学教室、名誉教授）が、94歳で、テニスをしているということをお聞きして、吃驚いたしました。その他、紙面に載せるには、報告者の筆力を超えた面白いお話も複数聞かれました。
来年も２月最後の週の水曜日に会を予定しております。参加資格は、渋谷区付近にお住まい、または、ご勤務の、看護学科、保健衛生学科を含む同窓生と、医科歯科に縁のある方のご参加をお待ちしております。
詳細をお知りになりたい方は、
渋谷区医科同窓会事務局：広尾病院　神経科　岩田　健メール:keniwata.tokyo@gmail.com へ御連絡下さい。

　まだまだ寒さが厳しい２月２４日、渋谷駅からすぐの東急REIホテルにて、第６回ＭＤ懇親会（渋谷区医科・歯科合同同窓会）が行われ、４０人近い同窓生が集まり、大いに盛り上がりました。
　会では、去年から講演会を設けており、今年は座長を広尾病院の市岡正彦先生にお願いし、榊原記念病院の伊東春樹先生が「循環器疾患の二次予防と一次予防」の演題で講演をされました。虚血性心疾患の予後からみた心臓リハビリテーションの重要性、有意性から、医療経済の話しまでのスケールの大きなお話を分かりやすくお話しされました。その後の懇親会では複数の方から、具体的な方法についての質問が出ておりました。
　歯科同窓会長の浅野正樹先生も御参加戴き、ご挨拶では、国立大学補助金の削減の影響が広がっているという話しをされ、医学部はどうなのだろうかという思いが頭をよぎりました。
　会の後半では、初めて会に参加された先生方に御挨拶を戴きました。赤坂こころのクリニック・ケイの車田裕通先生からは開業の御苦労、広尾病院外科　小林宏寿先生からは今後の抱負、日赤医療センター血液内科　飯塚聡介先生は職場の感想をお話されておりました。
　指名されご発言された方では、御講演戴いた伊東先生のご息女が、六本木で歯科を開業され、お父様や御兄弟が医科の診療を行うという、まさに医科歯科らしい開業のお話をされておりました。
　御参加された方々から、こういった肩の凝らない会の参加は楽しいというお話し聞かれておりました。教室や職場の縦社会と、クラスという横のつながりは、関係が深い分だけ、構えるところもあるかもしれませんが、斜めの関係というのは、ゆるい分だけいくら息の抜けるもののように思えます。
　来年も２月第４週の水曜日に会を予定しております。渋谷区付近にお住まい、または、ご勤務の、看護学科、保健衛生学科を含む同窓生と医科歯科に縁のある方のご参加をお待ちしております。詳細をお知りになりたい方は、渋谷区医科同窓会事務局：広尾病院　神経科　岩田　健　メール:　keniwata.tokyo@gmail.com まで御連絡下さい。

参加者

後列左より　濱田啓一、大城康全、車田裕通、吉富信幸、濱田啓一
三前列目　大泉　誠、小澤和紀、小林宏寿、小林宏、、山田真平、市岡正彦、今村正史、宮本雅章、大橋　功、大泉　誠
二前列目：高田恒彦、笠井靖代、遠藤　健、伊東令華、大仲潤子、渡辺建介、小山恵子、野口なつ美　、横溝尚子、高橋佳子、飯塚聡介
前列左より：岩田　健、藤原睦憲、鈴木聰男、長野　敬、垣花昌彦、池端孝、浅野正樹、伊東春樹

平成26年２月26日に渋谷東急インにおいて第４回渋谷ＭＤ懇親会が開催されました。この会は平成２３年２月に渋谷区内に診療拠点をおく東京医科歯科大学出身者の連携を深める目的で有志によりＭＤ合同の同窓会として第１回目が開催されました。その後周辺地域の先生方のご賛同もあり、また今回は学生時代に大変お世話になった生化学教室元教授の中尾真先生，医科同窓会理事長の佐藤達夫先生にも御出席いただき35名がこの会に参集いたしました。近隣にいながらお互いの存在すら認識していなかった同窓生との出会いは新鮮で、今後参加者同士の絆は更に深まるものと思われます。現在、渋谷区内でＭＤ同窓生が在籍する病院は私が在籍する日本赤十字社医療センターと都立広尾病院です。更に、世田谷区の玉川病院でも多数の同窓生が活躍し、またこの地区では多くの歯科同窓生が開業医の立場で地域の歯科医療に貢献しております。このような区西南部、城南地区の医療、歯科医療に従事する同窓生同士の連携を深め、更に情報の交換、共有をすることは、地域医療に貢献するばかりではなく、この地区で診療する我々の質の向上にもつながると考えられます。平成２６年１月に厚生労働省より「がん診療拠点病院等の整備に関する指針」が示されましたが、新たに加えられた要項の中に歯科診療との連携が挙げられております。地域がん診療連携拠点病院である日赤医療センターでは、現在診療科としての歯科がないため、必要に応じて近隣の歯科医師に診療を依頼しているのが現状です。がん患者に対する口腔ケアの実施は重要な課題で、この会を通じて渋谷歯科医師会の先生方のご協力を得て当院での歯科診療の在り方について検討中です。「渋谷ＭＤ懇親会」は今後も年１回開催される予定です。お問い合わせは、医学部は都立広尾病院の岩田健（医・Ｈ４）、日赤医療センターの遠藤健（医・Ｓ50）。歯学部は、中島光雅（歯・Ｓ58）大泉誠（歯・Ｈ３）までお願いいたします。

参加者

後列左より：岩田　健（医・H4）高田恒彦（歯・H1）大橋　功（歯・H4）山田真平（医・H3）中元和也（医・S53）宮永将（医・H10）田中明（医・S51）西元慶治（医・S50）大泉　誠（歯・H3）渡辺健介（医・S46）笠井靖代（医・S63）小澤和紀（医・S63）吉富信幸（歯・H4）安野正道（医・S62） 中列左より：大仲潤子（歯・H5）増田祥子（医・H3）伊東令華（昭和大歯・H16）横溝尚子（歯・H13）石原彰恭（歯・S48）鈴木眞知子（歯・S46）今村正史（歯・S45）小林　裕（日大歯・S62）中島光雅（歯・S58）野口なつ美（医・H21）熱田英範（医・H10） 前列左より：大塚知子（歯・H19）富山順治（筑波大医・S55）遠藤　健（医・S50）垣花昌彦（医・S29）中尾　真（東大医）佐藤達夫（医・S38）本間盛太郎（歯・S37）宮本雅章（歯・S48）