茨城県支部会ご案内
開催日時 | 2024年6月29日(土) |
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会場 | L'AUBE kasumigaura |
所属 | 茨城県支部会 |
報告者 | 渡辺章充(医37・平元卒) |
茨城支部では隔年で歯科同窓会と合同で支部会を開催しており、本来であれば2020年が合同開催の年でしたが、コロナ禍で開催自体が中止となっていました。昨年は支部会を再開できましたが医科の単独開催で、今回(第40回)実に6年ぶりの医科歯科合同開催となりました。支部会会長が川井紘一先生から宮本二郎先生に交代となって最初の支部会でもありました。暑さが強まる6月29日土曜日、土浦駅にほど近い「L'AUBE kasumigaura」にて、医科・歯科それぞれで支部会総会を行い、その後に講演会・懇親会を合同で行いました。医科同窓会理事長の林洋先生にもご臨席いただくことができました。講演会では支部会会員の中から演者をお願いすることとして、医科歯科大学大学院博士課程を2010年に修了され現在は衆議院議員(茨城6区)としてご活躍の国光あやの先生から「医療の未来のために」、JAとりで総合医療センター病院長の冨満弘之先生からは「アルツハイマー型認知症の治療とは」という演題でご講演をしていただきました。国光先生からは今後の医療政策のあり方を教わり、冨満先生の講演では認知症の基礎から新しい治療薬について専門外の者にも分かりやすいお話を聞くことができました。特に冨満先生の講演は、総会参加者の高齢化が問題となっている同窓会会員としては他人事ではない内容であり、皆(私だけ?)とても真剣に聴講していました。
講演会の後には集合写真を撮影しましたが、昨年が16名だったのが今回は34名での撮影となり、こうして大勢が一堂に会する機会が持てることができた嬉しさを感じました。
懇親会は立食形式で行われました。今年になってからは学会などでもマスクを外して大人数での懇親会が行われるようになっていますが、美味しい食事と飲み物を挟んで人と人が互いの表情全体を見ながら会話を弾ませることは、やはりオンラインの集まりでは代用しきれない貴重な体験であると感じます。6年ぶりの合同開催で、茨城で活動する同窓生の絆を再確認することができたひと時となりました。
参加者
後列左より:奥野哲男先生(S62)、歯科の先生、添田 弥(S56)、歯科の先生、常井 実(H1)、廣田 晋(H14)、歯科の先生
3列左より:歯科の先生、歯科の先生、冨滿弘之(H6)、神山隆治(H11)、鈴木康司(H1)、梅木英紀(H2)、山本信二(H3)、渡辺章充(H1)
2列左より:歯科の先生、歯科の先生、酒井義法(S57)、渡部誠一(S55)、岩本 均(S49)、飯泉智弘(S47)、城賀本満登(S52)、広岡一信(S60)、須磨崎 亮(S52)
前列左より:歯科の先生、歯科の先生、歯科の先生、藤原秀臣(S42)、宮本二郎(S50)、林 洋(S53)、歯科の先生、川井紘一(S43)、松永彦二(S44)、長澤俊郎(S44)
開催日時 | 2023年6月24日(土) |
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会場 | 土浦市 L’AUBE Kasumigaura |
所属 | 茨城支部会 |
報告者 | 川井紘一(医16・昭43卒) |
筑波大学附属病院に赴任した滝田 齊先生(医8)や私、そして土浦協同病院で活躍していた藤原秀臣先生(医15)らが発起人となり、登内 眞先生(M2・土浦協同病院 院長)を会長として、1982年4月に茨城県支部会は発足した。2月の理事会と6月の総会を主な会合とし、機関誌「双峰」を毎年発行している。現在の会員は144名であり、土浦協同病院の会員(総務:渡辺章充(医37)、会計:島袋剛二(医32)、広報:遠藤誠一(医43)の協力により、事務局の運営(庶務課職員を配置)が行われている。
今回の総会は新型コロナ問題で、4年ぶりに今年6月24日(土)に土浦市内(L’AUBE Kasumigaura)で開催された。議事に先立ち、2009年より会長であった川井が、支部会員である国光あやの氏(2010年3月大学院修了)が国会議員になった件と、東京工業大学との合併により東京科学大学となる件を、直近4年間にあった主な出来事として紹介し、退任の挨拶を行った。議事では、2月の理事会で決めた人事(会長:宮本二郎(医23)、副会長:清水純一(医28)、酒井義法(医30)、冨満弘之(医42))が承認され、今後も渡辺章充氏(土浦協同病院 副院長兼小児科部長)のもと、土浦協同病院で事務局運営を行っていく方針となった。
議事の後は、宮本新会長により今後の抱負が語られ、国光氏から国会議員としての活動報告があった。また総会後には土浦協同病院 泌尿器科部長 酒井康之氏(医43)による「泌尿器科におけるロボット手術」と題した60分間の講演が行われた。講演ではダヴィンチを使ったロボット手術の歴史と、自らがどのようにロボット手術を習得し、土浦協同病院でどのようにロボット手術が現在使われているかについて、前立腺癌手術の動画を含め紹介された。また、ロボット手術がどのような疾患で行われているか、ロボット手術の是非、患者からの期待等について欧米との比較を含めての説明もあった。
記念写真の撮影後、懇親会が開催され、同窓会本部からの来賓 廣川勝昱副理事長より、東工大との合併に関する動向等についてお話して頂いた後は、コロナ前と同様な懇親の場となった。
参加者
渡辺章充(医37) 山本信二(医39) 酒井康之(医43)鈴木康司(医37) 岩本 均(医22) 河内敏行(医35) 冨滿弘之(医42) 奥野哲男(医35) 今井泰平(医35)長澤俊郎(医17) 川井紘一(医16) 藤原秀臣(医15) 宮本二郎(医23) 廣川勝昱(来賓・医12) 松永彦二(医17) 飯泉智弘(医20)
開催日時 | 2019年6月29日(土) |
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会場 | ホテルグリーンコア土浦 |
報告者 | 遠藤誠一(医43・平7卒) |
令和元年6月29日、東京医科歯科大学医科同窓会茨城県支部会総会、講演会ならびに懇親会が土浦駅にほど近いホテルグリーンコア土浦で開催されました。講演会は国立長寿医療研究センター 歯科口腔先進医療開発センター長、角保徳先生をお招きして「超高齢社会の到来と歯科医療のパラダイムシフト」とのご講演を賜わりました。補綴等の健常者型歯科治療から口腔ケアー等の機能温存・向上型歯科治療へ変わりつつあり、高齢化社会到来における歯科医療の方向性に関してお話頂きました。今年は歯科合同での開催となり日常診療に大いに役立つ講演であると同時に、口腔ケアーは全身疾患に関わる事だけに医科の先生方も熱心に拝聴されておりました。その後懇親会に移り、大学からは佐藤達夫、元同窓会会長の後任として新たに会長に着任された大野喜久郎先生もお忙しい中、総会からご臨席賜わりました。照屋昇、歯科同窓会茨城支部会長の開会ご発声の後、大野同窓会会長および佐藤憲男歯科同窓会本部副会長から来賓挨拶を頂き乾杯、ご歓談頂きました。川井紘一支部会長、藤原秀臣顧問、及び宮本二郎支部副会長からご挨拶を頂き、エネルギッシュな姿勢に毎度の事ながら圧倒されました。普段お会いすることの少ない歯科の先生方との懇親会も 最初はややぎこちなかった雰囲気も、徐々にお酒も入り卒業年度に関係なく胸襟を開いて話す事が出来、最後は楽しい飲み会になっておりました。私個人としましては、小笠原浩一東京都歯科医師会理事と親しく話しをさせて頂き、過去ボート部に所属されており、戸田漕艇場での厳しい練習や、モントリオールオリンピックに選手を輩出した話しなど、大先輩でありながら長時間お付き合い頂きました。「若い先生が少ない」と毎年話題になりますが、「同窓会は堅苦しくない、こんなに楽しい仲間たち。」とアピールし、数多くの若いメンバーを集合写真に来年こそは加えたい。と、広報担当として改めて強く感じた次第であります。
開催日時 | 2018年6月30日(土) |
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会場 | L'AUBE |
報告者 | 渡辺章充(医37・平元卒) |
夏の暑さとなった6月30日(土)に土浦駅からすぐの霞ヶ浦湖畔にある「L'AUBE」にて第37回茨城県支部総会を開催しました。会場は東日本大震災後に立て直された建物ですが、主に結婚式場として利用されるため大変に綺麗な内装で、蒸し暑い屋外とは別世界でありました。
総会では昨年度の活動報告・会計報告・執行部の交代(総務;酒井→渡辺、広報;渡辺→遠藤)などが承認されました。講演会では平成22年に医科歯科大学大学院を修了し、昨年の衆議院選挙にて茨城6区で当選された国光あやの先生に「茨城、日本の医療の未来に向けて」という演題でお話をいただきました。国光先生は学生時代にはマラリアの研究に携わられていましたが、医学部卒業3年目から厚生労働省で医療・介護政策に従事され、昨年国会議員となられました。「医師不足問題をどうにかしたい」という強い思いを持っているという先生のお話は日本の医療保健制度の基本から急速な高齢化による病床再編の必要性へと進み、人口当たりの医師数として実質的な全国ワースト1位とされる茨城県ではどう対応していくべきかを解説してくれました。医師の需要と供給は2033年にはマクロ(日本全体)としては均衡状態になるがミクロ(地方)では不足する、特に茨城県は医療圏での格差が現在で4倍強もある(2倍くらいの県が多い)、というご指摘が印象に残りました。混迷を極めているとも言える新専門医制度や医療の財源をどう確保するかなどにも話は及び、あまりに熱量のあるお話で予定の時間では語り尽くせないほどでした。
講演会後には出席者で記念撮影し、同窓会本部から参加していただいた久保田俊郎先生(医23)からご挨拶のあと、名誉顧問の藤原秀臣先生(医15)のご発声による乾杯で懇親会の開始となりました。なんと初参加だった小寺実先生(医26、サンルーナ小寺内科クリニック)他、土浦協同病院からの初参加組が多かったのですが、参加者の多くが50歳代以上な現状があります。茨城に赴任された同窓生の方々の積極的なご参加を心待ちにしています。
参加者
後段左より:遠藤誠一(医43)、岩本均(医22)、富満弘之(医42)、岩崎二郎(医25)、大貫雅裕(医30)、山本信二(医39)、長澤俊郎(医17)
中段左より:小寺実(医26)、渡辺章充(医37)、黒井信(医21)、酒井義法(医30)、宮本二郎(医23)、渡部誠一(医28)、河内敏行(医35)
前段左より:飯泉智弘(医20)、藤原秀臣(医15)、久保田俊郎(医23)、川井紘一(医16)、国光あやの、新谷周三(医27)、清水純一(医28)、松永彦二(医17)
開催日時 | 2014年6月28日(土) |
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会場 | ホテルマロウド筑波 |
報告者 | 渡辺章充(医37・平元卒) |
6月28日(土)に土浦市内の「ホテルマロウド筑波」にて、第33回茨城支部会総会が開催されました。総会後の講演会は土浦協同病院消化器内科部長の草野史彦先生(平成3年入局)による「消化管の内視鏡的粘膜下層剥離術」でした。昨年は同病院外科部長の薄井信介先生による胃がん治療の講演でしたが、今年は消化器系腫瘍の治療に対して内科側からのお話となりました。私は小児科医のため、胃がん・大腸がんの治療に関わることは殆どありませんが、動画を含め画像をふんだんに使った講演には大変に引き込まれ、内視鏡治療はここまで出来るのか!?と、素人さながらに感心してしまいました。外科医とコラボレーションし、草野先生が一人内視鏡を手に多くの外科医に囲まれて手術に参加している写真をみると、一人の患者に向き合うときには外科だ内科だという垣根にこだわっていてはいけないのだなと思わされました。
講演後には外科経験の豊富な先生方を中心に活発な質疑がありました。また、講演会の後に同窓会本部副会長の廣川勝?先生から竣工したばかりの同窓会館をスライドでお披露目していただきました。ついに完成した同窓会館を目にできたことはひとしおの喜びでした。懇親会の冒頭には、ブラジルのワールドカップ観戦から帰国されたばかりの川井紘一先生から挨拶がありました。先生はブラジルの物価が高いことと、日本人が他国の人々から良い評価を受けていることをご報告されました。後者は日本が平和主義を守ってきた影響もあるのではないか、日本人は自分達が歩んできた道にもっと自信を持って良いとおっしゃりました。私たち医科歯科大学の同窓生も「優秀だけれどおとなしすぎる」と言われて来ましたが、患者さん達から評価されるていることを自信にして、これからも頑張っていきたいと思いました。いつもながら若手の先生方の出席が少ないことが課題の懇親会でしたが、美味しい料理と気心の知れた同窓生との会話で盛り上がり、楽しく時間が過ぎました。
参加者
最後列左より;島袋剛二(S59)、酒井邦彦(S39)、岩本均(S49)、渡部誠一(S55)、渡辺章充(H1)、酒井義法(S57)
中列左より;清水純一(S55)、黒井信(S48)、新谷周三(S54)、宮本二郎(S50)、家坂義人(S49)、松永彦二(S44)、岩崎二郎(S52)
最前列左より;藤原秀臣(S42)、真田勝弘(S37)、岡本浩平(S33)、川井紘一(S43)、廣川勝?(S39)、野寺修(S29)、藤井久雄(S25)、滝田齊(S35)