長野県支部会ご案内
開催日時 | 2019年6月15日(土) |
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会場 | お茶の水医学会館 9F「大会議室」 |
報告者 | 新田政男(医24・昭52卒) |
令和元年、いつもは少人数のこじんまりとした幾分寂しい同窓会であるので、今回は沢山の同窓会員にお集まりいただこうと、苅込志乃様や高元俊彦先生のお力をいただき、長野県に現在在住の会員以外に、かつて長野県の同窓会員であった先生や、長野県出身の信州を故郷と愛する会員の先生方にもお声かけをした。あいにくの大雨の悪天候にもかかわらず、信州にゆかりのある驚くほど多数の同窓会員が送りました茶の水医科同窓会館に集合した。
オープニングイベントに西尾康英先生が、かつて東京医科歯科大学の大きな教育関連病院をになっていた北信総合病院の華々しく賑やかに輝いていた歴史と記憶についてのユニークな発表がなされた。場が盛り上がり、多数の同窓会員が集まったところで、信州上田高校出身の藤原秀臣先生が座長のもと、同じ上田高校出身で藤原先生の後輩の宮坂信之名誉教授に『薬はリスク』という、まさに危険がいっぱいの医療の多大な問題を多方面からアプローチしたアカデミックな講演をしていただいた。格調高い有意義な講演に50名を超える多数の会員が聴講させていただき、大いに勉強する機会を得させていただいた。もっと沢山の先生方にも聴いていただきたいご講演であった。
最年長の五味茂喜先生の乾杯でケータリングによるおいしい料理とお酒で賑やかな懇親会が始まり、新同窓理事長の大野喜久郎先生にご挨拶をいただいた。また、この春めでたく長野高校から東京医科歯科大学医学部に入学した、間島俊紀君、和田隼典君両名の自己紹介があり、北信総合病院の内科部長を務めて、激務のため過労死した故杉本圭市先生の奥様、園子さまのオカリナ演奏でしめやかにも益々、格調高い同窓会となった。締めは、北信総合病院の教育関連病院としての基礎を築いてくださり、長いこと頑張ってくださった丹羽明博先生の万歳三唱で解散となった。
開催日時 | 2018年10月20日(土) |
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会場 | お茶の水医学会館8F「中会議室」 |
所属 | 長野支部会 |
報告者 | 新田 政男(医25・昭52卒) |
10月27日(土)、お茶の水医学会館で信州同窓会が開催された。今年めでたく本学医学部に入学された鈴木麻修君と、小山大和君、そして昨年一足先に入学した朔はるかさんと藤田翔君の4人の在学生を囲んで、2世代離れた五味茂喜先生もおいで下さり、藤原秀臣先生のご挨拶で、同窓会事務局の苅込様の設定して下さったワインと料理に舌鼓を打ち、賑やかに楽しい同窓会を催すことができた。
遠く過ぎ去った懐かしい昔を偲び、大きく変わってしまった、国府台の教養学部の様子や、様変わりした学寮の話を聞き、時代が進んだこと、自分が年老いたことを改めて認識させられた。新しい今の学び舎を知り、人生100歳を有意義に、健康寿命を延ばし、元気に暮らしたいものだとつくづく感じた。今は長野県内に住んでいないが、もとは信州で生まれ、育ち、あるいは信州の病院に何年か勤務をし、信州をこよなく愛する同窓生が他県のあちらこちらに驚くほど多数おられることを知った。そのような隠れ信州人も信州同窓会会員として、次回は同窓会への参加を呼び掛けることとし、さらに多くの参加者でこれまでと違う楽しい同窓会を企画することになった。
参加者
(敬称略・順不同)
五味茂喜(昭38)、藤原秀臣(医15・昭42)、高元俊彦(昭49)、新田政男(医25・昭52)、新田好志子(夫人)、月本浩一(医28・昭55)、古村雅利(平7)、小山大和(1年)、鈴木麻修(1年)、朔 はるか(2年)、福田 翔(2年)
開催日時 | 2016年10月29日(土) |
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会場 | お茶の水医学会館 9F「大会議室」 |
報告者 | 髙須信行(医17・昭44卒) |
平成28年10月29日、お茶の水医学会館で長野県支部同窓会開催。佐藤達夫理事長も臨席。
幹事は新田政男(昭52)。ご夫妻でご出席。新田は理解を超越した人である。昔からよく分からない人だと思っていた。なぜ辰野のような田舎に研修にきたのか?なぜあの若さで辰野のような田舎で開業したのか?謎だった。しかし、新田夫人をみて、すべてが分かった。そうだったのか。
村田恒有(昭45)は学生運動の闘士。指導者。ある日、村田は解剖実習に出席した。それ以前に出席したことはなかった。出席すると佐藤達夫(昭38)につかまった。教官室に連れて行かれた。「なぜこんな所にいるのか?なぜ解剖実習に出席するのか?解剖実習をしている場合ではないだろう。もっと大切ものがおまえにはあるだろう。戻って、おまえの仕事を続けろ」と佐藤に一喝された。村田が解剖実習に出席したのはこの一度だけだ。しかし、彼は予定された昭和45年に卒業した。
私たち(昭44)にとって佐藤達夫とは何だったのか?マクロ解剖学の教官だった。正解である。しかし、彼は大学院の学生だった。毎朝解剖実習室で味噌汁をつくり食べていた。そして気に入ったところに現れ、解剖し、解剖を指導した。どこに現れるかはその日の気分次第。みごとな解剖。偉大な解剖学者。この偉大な解剖学者が同窓会にこれほどの情熱をそそぐことになるとは。偉大な先輩。
野口佳裕(平1)が信州大学耳鼻科教授になった。今回の集まりは信大教授になったのを記念したものだ。11人の善男善女が集まった。ほかの先生方についてお話したいことが多々あるが紙数がつきた。髙須(昭44)は琉球から松本に戻り、毎日甲状腺・内分泌外来に追われている。「年を考えろ。後進に道を譲れ」と河上勝美(昭43)は言う。余分なことを言う女性だ。
参加者
佐藤達夫(昭38年)髙須信行(昭44年)村田恒有(昭45年)高元俊彦(昭49年/第2内科/鹿児島大卒)新田政男(昭52年)渋沢三伸(昭52年)野口佳裕(平元年)木村崇貴(平27年)保浦修裕(平27年)他現役学生
開催日時 | 2014年11月8日(土) |
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会場 | お茶の水医学会館 7~9階見学、懇親会「メディコ」 |
報告者 | 新田政男(医25・.昭52卒) |
信州は高いアルプスの山々に遮られて東西南北に人の居住地が分断されており、同窓生が一同に会するには、とても不便な県である。北部の長野市で支部会を開催する時は、北信の先生方、南部の松本市で開催する時は、南信の先生方が主であり、なかなか全県からの同窓生が一同に集うには不便極まりない地形である。どうせ集まるなら、東京が良い、との意見もあり、今回は、待ちに待った新築されたお茶の水医学会館での開催となった。 11月8日土曜日の午後4時半開催。同窓会館事務所へ直通のエレベーターで7階へ向かい、そこで建設に寄付をなさった沢山の同窓生の名前が彫られた金板を見つけた。また、同窓生の著書も沢山陳列されていた。8階には畳の落ち着いた真新しい茶室があり、9階には巨大なモニター画面のテレビを供えた会議室があり、色々な用途に使用されるのを楽しみにまっている様子である。今回の支部会は参加者が小人数であったが、長野市、上田市、松本市、上伊那郡と各地から幅広い年代の同窓生が集い、ご臨席下さった佐藤理事長を囲んで有意義な楽しい支部会が持たれた。 昔のおもかげを払拭し、進化した医学部病院内を家族に自慢し、16階までエレベーターで昇り、貸切のレストランメディコで、オオクラの料理を楽しみながら、ワインを飲みかわした。冬の澄みきったお茶の水のネオンの夜景を眺め、遠き青春時代を思い出しながら、永久に続く未来に想いを馳せて、更に進化発展を遂げる母校を想い、優雅な支部会を楽しむ事が出来た幸せを感謝したい。
参加者
後列左より:飯塚(医30)ご息女、山下昭悟(6年生)、新田政男(医25)、新田夫人
前列左より:野村節夫(医8)、野村夫人、飯塚 三恵子(医30)、佐藤同窓会理事長
(集合写真には間に合いませんでしたが、月本光一先生(医28)も参加)