テーマ | 3次元MRIで評価し幹細胞で再生させる |
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内容 | 変形性ひざ関節症は主に加齢により、関節軟骨が摩耗しひざ痛を生じる疾患で、有症状者は国内に800万人いると推定されています。半月板は三日月の形をしたひざのクッションで、半月板の機能低下は変形性ひざ関節症の最大の要因であることがわかってきました。本学の整形外科では半月板の機能を回復させる関節鏡視下手術を積極的に行なっています。この手術を行ない、さらに患者さん自身のひざのなかにある幹細胞を移植することにより、関節軟骨と半月板の体積を増やし、変形性ひざ関節症を再生させる治療の臨床研究を行ないました。また膝のMRIを3次元構築し軟骨や半月板を立体的に示すことでわかりやすく診断し、再生医療の効果を定量的に判断する方法も開発しています。すべての変形性ひざ関節症を小さな手術侵襲で再生させることはできませんが、あるカテゴリーの変形性ひざ関節症は再生させることが可能になってきています。 |
開催日 | 2018年7月6日(金) |
場所 | お茶の水医学会館9F「大会議室」 |
講師名 |
本学 再生医療研究センター長・教授 関矢一郎(医38・平2卒)Sekiya Ichiro |
略歴 | 1990年 東京医科歯科大学医学部卒業 整形外科入局、関連病院で研修 2000年 東京医科歯科大学大学院卒業 米国Tulane Universityポスドク 2002年 東京医科歯科大学運動器外科学助手 2013年 東京医科歯科大学再生医療研究センター長・教授 2018年 輸血・細胞治療センター長 2002年 東京医科歯科大学医科同窓会研究奨励賞 2016年 日本再生医療学会賞(臨床領域) |
プログラム | 19:00~20:15 講演会・質疑応答 20:15~21:00 懇親会 |
会費 | 1,000円 |
定員 | 50名 |
対象者 | 同窓会員、会員家族、大学関係者、本学学生、一般の方 |
問い合わせ先 | 一般社団法人 東京医科歯科大学医科同窓会(イベント企画委員会) 担当:苅込志乃 karikomi TEL:03-5689-2228 FAX:03-5689-2229 E-mail:ikadoso@ikadoso-tmdu.jp |
申込み締切 | 定員になり次第受付終了 |
備考 | チラシ➡第15回フォーラム |
第15回講演会 変形性ひざ関節症の再生医療【講師:関矢一郎】
2018年7月6日(金)開催!