東京医科歯科大学コーラス部OB会総会
開催日時 | 2025年5月11日(日) |
---|---|
会場 | お茶の水医学会館 9F「大会議室」 |
報告者 | 車地暁生(医29・昭56卒) |
“Second childhood” は忍び寄る不安ですが、そんな頃には、子供のころの遊びがやたらと懐かしくなると聞いたことがあります。でもその前に、”Second youthful age”、あらまほしきものです。
令和7年5月11日(日)にコーラス部OB 会総会をお茶の水医学会館で開催しました。もちろん、みんなで集まって歌うことが目的です。大学を卒業すると同時にOBになって幾久しいわけですが、現役部員だった”young age”の記憶は、その期間の長さとは比例しない重みを感じると同時に情緒的で、この記憶に引き寄せられた集いとなっています。
前回は、新型コロナ禍も収束した令和5年10月8日に、田中 健彦(医17)会長のもと、この会場で行いました。その後も、10名ほどのメンバーが毎月集まって、コーラスの練習を定期的に継続しておりその成果も披露しました(写真1)。この総会はいわばその拡大版(写真2)で、はるばる九州から足立淑子(医23)の参加もありました。自分たちの声で、音、リズム、そしてメロディーを歌詞に乗せながら創り出すというまさにマルチタスク。そして仲間とのハーモニーと指揮者との音楽を通しての対話が広がる充実した時間です。
本合唱団は、当初から医学部と歯学部だけでなく、その後それぞれ大学の学科に発展した専門学校の学生を中心に、他大学の人員も吸収しながら活動をしていました。このOB会は、しばらく途絶えていた定期演奏会を現役部員が再開できるように支援しようと、2012年ごろから、東みゆき(当時:本学歯学部教授、現在:名誉教授)を軸に、田中 健彦(医17)、佐藤文宣(医29)や袋 秀平(医33)らも加わって再活動していました。
現在、現役部員はOBの支援から独立した活動を展開できるまでに成長し、昨年からは『東京科学大学混声合唱団MoDerato』と名称を変更し、今後もお茶の水キャンパスを中心にその存在感をアピールしていきます。