医10回クラス会
開催日時 | 2019年10月27日(日) |
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会場 | 小田急ホテルセンチュリー |
回生 | 医10回クラス会 |
報告者 | 東 恭彦(医10・昭37卒) |
医学部10回生(昭37卒)のクラス会が、去る10月27日(日) 昨年と同じ場所、小田急ホテルセンチュリー、サザンタワー(21 階)シティービュールームで開かれた。今年は昨年より多い参加 者で15名(昨年は13名)、クラスメートの約50%が出席した。ク ラスメートの丸茂文昭君、本学の体内環境調節学講座教授が本 年4月亡くなられた。昨年のクラス会の返事の葉書に「丸茂文 昭」と彼の直筆で書かれた署名を見て、出席者一同、彼は元気そうだと喜んでいたのだが、本年は、開会前に出席者全員で黙祷を捧げた。
本年の出席者で何十年ぶりくらいに現われたのが、近畿大学名誉教授の大熊君で、学会で世界各国を訪問し、漸く本年クラス会に出席してきたのである。クラス会開会の挨拶と乾杯の音頭を、元都立青山病院産婦人科部長、丸岡利市君にとってもらった。更に今回のクラス会が大変目出度い席となったのは、クラスメートの高江四郎君が旭日双光章を叙勲されたことである。乾杯のあと早速高江君に叙勲の喜びの挨拶をお願いした。彼は叙勲に到るまでの経緯やエピソードを交えながら話してくれた。皆に見せてくれたのは勲章と「勲章褒章受章のしおり」なる小冊子であった。中を開くと文章のほか、勲章のつけ方等が図示されている興味深い小冊子である。食事は例年の如く美味しく、アルコール類は飲み放題とされているが、皆、ビール、日本酒、ワイン等注文はするが、皆適量で済まされていた。
食事の途中から各自の近況報告が始められた。幹事が指定した場所から 順次話していただいたA君は有料老人ホームに入って3年目になるが、最近の入所者に要介護度の高い方が増えたとの観察、彼は有料老人ホームから診療所に出向いているとのこと。Y君は自院を開業している が、診療所の方は息子さんに任せて、美声の彼は歌の会に出か けることが多いと、最近オクターブ上の音に声が出にくくなったと嘆いている。M君は皮膚科医、パート診療をやめ、医学書を整理し始めているとのこと。前述の何年ぶりかに出席したO君は、学会で世界各国を訪れているが、当日はミャンマー、トルコ、南米等、クラスメートにはあまり縁のない国々の情勢についても詳 しく話してくれた。卒後57年となると、医師として業務に従事している時間は短縮し、平均週1 ~ 2回程度で、あとの日々は特に医師としてやらねばならぬこともなく、読書三昧の日々が多くなり、あとは用事で外出、歩行するくらいであろう。
今回は、出席者の何人かは身体の不具合の状況について語られた。訴えの一番多いのは左右のバランスが良くない状態で、一直線上を歩くことが難しいという者が増えたことである。歩行することが減り、 医学的にはサルコペニアが主因であろうと云われている。しかし、我々も分かってはいるがこれをなんとか改善させようとする努力が、不足しているようである。時間がきたので最後に幹事から来年もクラス会を開催するか問うたところ、出席者全員賛成で あり、同じ時期に同じ場所で開催することを決め、写真撮影の後、解散となった。
参加者
後列左より: 矢野敬児、丸岡利市、大熊守也、宮崎和廣、桶田理喜、真田勝弘、柳沢慧二、黒岩 宏、荒井孝和 前列左より: 田島陽太郎、高江四郎、東 恭彦、田利清信、谷合 晢、岩淵正之
開催日時 | 2018年10月28日(日) |
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会場 | 小田急センチュリーサザンタワー21F |
回生 | 医10回クラス会 |
報告者 | 東 恭彦(医10・昭37卒) |
平成30年10月28日(日)の午後1時~3時、新宿駅南口より甲州街道を横切ってすぐ前がサザンテラスとなっているが、このサザンテラスの入口からやや奥まった、約3分歩いたところに小田急ホテルセンチュリーサザンタワーがある。この21階シティービュールームで我々10回生のクラス会が開かれた。
クラス会は卒業以来毎年開催され、5年に1度は歯学部10回生との合同クラス会が開かれていた。歯学部との合同クラス会は前回の合同クラス会を最後に中止することとした。医学部10回生クラス会は卒業以来欠かしたことがない。最近では、毎年、10月の最終日曜日と決め、開催している。台風のさ中でのクラス会だった昨年とはうって変って、今年は晴天で、絶好のクラス会日よりだった。 出席者は卒後56年になるが13名、幹事が退職都立病院管理職としての割引を受けて、会費が各自に1,000円安くなるよう手筈した。今年の4月以降クラス会全員が80才を越えたところである。私達のクラスは医学部入学時49人で、今年クラス会開催時、クラスメートは29名(不明1名)になっている。
会は幹事、東の開会の挨拶で始まった。クラスメートの十河孝博君が本年2月亡くなられたとの奥様よりの御通知を会場で報告し、全員で黙祷した。その後、欠席通知のあったクラスメート又電話で出欠の可否を問うた際の状況などを報告した。K君は老人ホームに入って元気とのこと、M君は、今年は欠席で、彼の水素の活性酸素抑制作用の最新研究報告が得られなかったのは残念。 そろそろ、各人の近況を話してもらおうと、最初にY君、今年も独唱会を3回行ったとのこと、その後、各自が日頃過している日常を語ったが、皆、医療に従事はしているが、80才を過ぎると、ここのところ新しい医療技術の積極的取組みを行う者は見あたらない。むしろ趣味の時間が増えたようだ。医学医療の学会に出席参加はしているが、本年も欠席は大熊君(近畿大学名誉教授)、大田君(茨城県立健康プラザ管理者)は相変らず、在宅リハビリの講演に各地を訪問している。S君は、役職を全て辞め悠悠の日々とか。O君は、仕事のない日々をどう生きるか、とまどってしまうとの感想。M君は民謡、うたいなどに精進しているとか。老健の施設長として勤務している者が2名、医療機関に勤務している者は皆非常勤職となっている。あとは医院、病院での経営及び診療を行っている者が5名と、保健所、市役所等の健康管理上の役割についている者も2名である。特異な報告はT君、7作の小説を書き、8作目にとりかかっていると。皆、理解できたか(?)。クラスメートの子弟が医歯大医学部に入学した者は数人居るが、この度、I君のお孫さんが医歯大医学部に入学したと報告してくれた。嬉しいことである。
最後に来年も同じ場所で、10月の最終日曜日にクラス会を行うことと決め、時間も3時に近づき、全員の集合写真を撮影し、解散となった。
参加者
○参加者(敬称略)高江四郎、柳沢慧二、谷合 哲、井上善弘、岩渕正之、桶田理喜、 真田勝弘 、田利清信、東 恭彦、北原伸乃、田島陽太郎、丸岡利市、矢野敬児
開催日時 | 2017年10月29日(日) |
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会場 | サザンタワー21F「アーバンルーム」 |
回生 | 医10回クラス会 |
報告者 | 東 恭彦(医10・昭37卒) |
10回生クラス会は毎年1回開催され、今年も平成29年10月29日(日)、ここ数年同じ会場である新宿駅南口、甲州街道を横切りサザンテラスに位置する小田急センチュリーホテル サザンタワー21階アーバンルームで開催された。当日は、台風22号が東京都を通過し、まさにその真っただ中でのクラス会となった。朝から雨風が強くなっており、遠方から参加するクラスメートも多く、出席できるかどうか危ぶまれる状況であったが、出席予定者1名を除き12名は予定時間に到着してくれたのだった。 幹事の一人東が欠席者、出席者等の近況等が書かれた返信葉書を出席者に回し読みをしてもらいながら、クラスメートの情報等を知らせ、今年度は級友秋山豊宏君が昨年(平成28年)12月9日に亡くなられた事が奥さまよりお知らせがあったことがクラス会当日に分かり、皆、黙祷を捧げた。 料理は小田急センチュリーホテルのフランス料理で、会は始まった。今回の乾杯の音頭は、この悪天候にもかかわらず最初に顔を見せてくれた村田晃一君にお願いした。皆、食欲は旺盛でビール、ワインの注文も結構多かった。一年ぶりの再会に話は弾んだ。
今日、出席できなかったクラスメートの中には、まだ国際学会(於ヨーロッパ)で演題発表している元近畿大学教授大熊君がおり、日本全国を介護予防の普及のため講演を続けている茨城県立健康プラザ管理者、大田君が元気で活躍中である。クラスメートの大半は、非常勤職で医療に携わっているが、今までと違い余暇ができ、この時間をどう過ごすかが今回のクラス会の話題のテーマとなっていた。 食事も半ばを過ぎ、恒例の各自の近況の報告にうつり、様々な話題が提供された。昨年に引き続き水素の活性酸素の作用抑制についての学習と活用結果を克銘に報告し、皆の興味を引いていたM君。愛についての誰かの全集本を読破したT君。S君は有名な著書著者の名前は知っているが、読む時間がなかった著書を読む機会を得て、新らたな感慨が湧いてくる楽しみについて語る。また、今年元気であるが、有料老人ホームに住居をかまえたクラスメートが3人に増えたが、同世代の高齢者の仲間入りをし、ウォーキング会を企画したり開催し、また認知症の勉強会を開いたりと興味深い話もあり、有料老人ホーム入居も、クラスメートの99.8%が傘寿を迎えた世代にとっては、同世代の方との交誼を得ることができ、生活の基盤も広がり、生活意欲も増すのではないかと思われ、選択肢の一つとして考慮にいれるべきかとも思われたのである。
出席者の全員の記念撮影をし、来年の再会を期して、嵐の中皆帰途についた。
開催日時 | 2016年10月30日(日) |
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会場 | 小田急センチュリーホテルサザンタワー |
回生 | 医10回クラス会 |
報告者 | 東 恭彦(医10・昭37卒) |
平成28年10月30日(日)、医10回生クラス会が去年と同じく小田急センチュリーホテルサザンタワー21階アーバンルームで開催された。我がクラス会は毎年10月最終日曜日午後1時に同じ場所で開催することを決めている。1年前より決まっているので予定もたて易く場所に迷うこともないとの利点があり、アーバンルームからの眺めは絶景で、晴れた日には代々木公園を見降し、彼方には大井、品川方面の陽に光る海面まで眺めることができるのである。
本年は14名のクラスメートが集まりこの一年間で一人亡くなられた加部精一君(眼科)に黙祷を捧げた。昭和33年お茶の水の医学部に入学したのは49名だったが卒後54年経ち31名(63%)に減った。
クラス会出席者もかなり固定化されて出席する者は毎年出席し、出席しない者はほとんど毎年出席がない。老化による身体的要因も影響していると思われる。今日クラスメートの84%が80才を迎えている。医院あるいは病院を開業していた者は12名居るが、6名が閉院し6名は尚も継続している状態で、50%の者が開業を中止したわけである。他の者は全て勤務医で、定年退職後は非常勤的勤務で、ここ2、3年前からか週1日ないし週3日くらい勤務日数の者が大部分である。しかし、まだ国際学会に出席している者も1人居り、手術の講演に中国を訪れた者も居り、毎週土・日には全国各地にリハの講演を続けている者も1人居るわけで、医学から離れることは先ず出来ないクラスメート達である。
本日の司会は岩渕君で、幹事役の一人として東が大学の最近の情報やクラスメートの情報を報告し、元鶴見大学学長の柳沢君に乾杯の音頭をとっていただいた。その後歓談に入り、お互い久しぶりの顔をつき合わせ話は尽きなかった。恒例の各人の近況を話す時間となり、いろいろ興味深い話を一同聞くことが出来たのだった。
年齢的にそれぞれ体の不具合や手術体験の話題はやはり医師として冷静に事体を把握しており、皆に理解してもらい役立ててもらいたいという意思が伺えるのだった。興味をひいたのは、活性酸素の抑制に水素が良いという話や長野県の長寿村での健康診断は長寿の源を探るのに大きな意味があるのだと思われた。
生活面では、有料老人ホームに入所しての生活とその中での高齢者とのおつきあいが医師として非常に役立つ事であるとの報告があり、元気ではあるが老人ホームに入所するのも悪くはないとの考えも持てる気もしてくるのである。趣味はやはり元気をもたらすとの明らかな見本は、Y君の歌唱への情熱であろう。当日も医師会後援の独唱会に出席することになってしまったと、皆に顔だけ見せて、早速歌の会場へと向う足どりは軽い。
各人の話は尽きない感じで、会場は話を聞いての反応も活発で、皆元気であり、最後に集合写真を撮影し、来年の再会を誓って散会となった。
参加者
後列左より:岩渕正之、柳沢慧二、村田晃一、桶田理喜、荒井孝和、井上善弘、真田勝弘
前列左より:谷合 哲、北原暢乃、松島善治、東 恭彦、丸岡利市、田利清信
開催日時 | 2013年11月10日(日) |
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会場 | 小田急センチュリーサザンタワー |
回生 | 医10回クラス会 |
報告者 | 東 恭彦(医10・昭37卒) |
11月10日(日)午後1時―3時、新宿駅南口に近い小田急ホテルセンチュリーサザンタワー21階アーバンルームに於いて、10回生クラス会が開催された。クラス会は毎年開かれているが、昨年(H24年)は5年に1度開かれる医学部歯学部同期会が卒後50周年ということで記念祝賀会を開催したので医10クラス会は2年振りであった。会場は各方面からのアクセスが便利であり、あまり変わらない方が間違わなくてよいだろうとの理由から、今回で3度続けて利用することとなった。 会は幹事の一人である岩淵君が司会となり、幹事東の経過報告に始まった。今日の出席者は17名(参加予定者は18名だったが)、出席率50パーセントである。一昨年から本日までの亡くなられた方が谷口君、李麗賢さん(米国のご主人から昨年1月お知らせいただいた)、今年2月に土屋君、4月に小宮君で4名の方に黙祷を捧げた。御茶の水の医学部に入学した時はクラス全員で49名だったが、現在34名となっている。昨年卒後50周年記念医学部歯学部同期会で大学に贈呈植樹した「しだれ桜」が、地下鉄出口から医科歯科大学構内に上がるエレベーター出口横の空き地に1本、歯学部病院1階横の神田川に面した聖橋よりの空き地に1本が3月末から4月初旬に美しい花を咲かせていたことがクラス会開催通知で皆に知らせていた。
今年は前松戸医師会長の高江君が乾杯の音頭をとり皆歓談に入った。司会の指名で各人が近況を話すことになり、皆医療には携わっており余暇を有効に活用する術には長けてきており、これからの生活を有意義に過ごすことを求めていることがあうかがえる。なかでも老人ホームに半分入居状態で病院に勤務し、時には手術をしている方には、将来どう過ごすことになるか予測していない者などには畏敬の念を禁じ得ないところである。来年もこの同じ会場で開催することを決め、医科同窓会館の完成を期待して会は解散した。
参加者
後列左より:丸岡利市、田利清信、桶田理喜、宮崎和廣、柳沢慧二、岩淵正之、真田勝弘井上善弘、北原暢乃、矢野敬児、前列左より:田島陽太郎、谷合 哲、高江四郎、松島善治,荒井孝和、東恭彦、十河孝博