同窓会活動のご案内

医13回クラス会

開催日時 2016年6月25日(土)
会場 お茶の水医学会館9F
回生 医13回クラス会
報告者 塩野正喜(医13・昭40卒)

 1959年(昭和34年)4月に医学部進学過程に入学した我々は、入学当初から安保闘争の渦に巻き込まれ、1965年(昭和40年)卒業時も「無給インターン制度」反対の「インターン闘争」の継続として、大学病院立てこもり方針のもと医科歯科大学附属病院で1年間行動を共にした。その後インターンを共にした他大学出身者も含め医学部13回生の同窓会として十三期会が結成され、毎年総会を開いている。
 平成28年6月25日新設なったお茶の水医学会館9階にて年次総会が開催された。入学当時御茶ノ水の病棟は木造2階建てで、みすぼらしい建物に驚いた記憶がある者にとって、現在の高層化し、大きく発展した大学の姿は晴れがましく、誇らしいものと感じられ、卒後51年の長い歴史に思いをはせ参会者一同感無量であった。
 当日は岸 清君が、体調不良で会費だけ払って参加せず帰宅されたが、24名の参加があり、まず記念撮影をした後、今年3月にできた「卒業後50周年記念誌」発行に至る経過が報告された。1年前の総会で編集長の田上憲次郎君、以下相楽裕子、岡本眞郎、熊澤光生、小島卓也、長谷川 誠君の編集委員が選ばれ、第1部「我らの老化・加齢傾向とその対策」、第2部自由投稿として、活動を始めた矢先に、主導した田上君が重症筋無力症で動けなくなり、入院治療(現在はゴルフもできるように回復)、その後の活動を引き受けた編集委員の努力の結果、格調高い記念誌ができあがった。田上編集長の闘病の話、記念誌編集の苦労話を相楽君が報告、編集に関わる情熱とその出来栄えに皆で感謝。その後の会員の近況報告も、昔を振り返る話は少なく、病を抱えながら参加したものもおり、後期高齢者らしく筋萎縮と脊柱老化の報告が目立った。腰の曲がりを嘆くもの、歩く速度の遅れを嘆くものもいる反面、元気はつらつと歳を感じさせないもの、考案した新型スクワットを披露したり、医師らしく体の老いに対応する各人の工夫が語られ、話が弾んで楽しく会を終了。二次会は7階のラウンジに席を移動して語り明かした。

参加者

前列左より;山内昭正、所 祥子、木村 馥、相楽裕子、清水夏江、田上憲次郎、笹岡拓雄、小島卓也、鈴木 甫
後列左より;熱田二士行、岡本眞郎、高木健太郎、塩野正喜、長谷川 誠、浅野 泰、高野信夫、須田 滉、熊澤光生、小池盛雄、卜部圭司、足利恭一、鳥屋城男、野口眞利、呉 正昭

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